2013年1月10日木曜日

アラブ世界研究所(IMA)所長にジャック・ラング氏が提案

仏社会党政権下の文化大臣や教育相を務めたジャック・ラング氏(73歳)がパリ東部のセーヌ川右岸に位置するアラブ世界研究所(IMA)の所長を現仏政府から8日に提案された。この発表は外務省スポークスマンフィリップ・ラリオ氏によって8日になされている。これは最近の税務局の公共官庁の出費調査で2007年~2011年の経営面や活動計画、職員財政などで杜撰であったことがわかり不機能が問題になっていた。


アラブ世界研究所(IMA)はフランスの文化基金で所長の任命は大統領の氏名で行われる。職員数は140人ほどで年間予算は2400万ユーロ(約24億円)でフランスがその半分を出し22カ国のアラブ諸国が残りを拠出している。

ラング氏は文化大臣に1981年から1986年及び、1988年と1993年に就任している。ラング氏は、2007年のサルコジ氏の仏大統領選挙の対抗候補であったセゴレーヌ・ロワイヤルさんの側近で、当時もIMAの所長が噂されていた。

前任者ルノー・ミュセリエ所長はロラン・ファビウス外相の就任後早々にその解任が署名されていた。