2015年2月23日月曜日

ロラン・デュマ仏元外相が サルコジやバルツなど現代政治を語る

22日、テレビ局(BFMTV)のジャン・ジャック・ブールドン氏がロラン・デュマ元外相(92歳)を招待した。デュマはミッテラン大統領時代の社会党の大臣で、その友人で同様に弁護士であったジャック・ベルジェス氏とともに2011年5月にリビアの独裁者カダフィのいるトリポリへむかった。そこでフランスのサルコジ前大統領が行ったリビア空爆で死亡した市民の家族などの訴えを支持した。この二人の弁護士は、フランスを「人権違反の犯罪」と「政府の殺害暴行」の容疑で国際人権裁判所にニコラ・サルコジ氏を訴えることにした。亡くなったベルジェス弁護士は、仏政府による「リビア国の尊厳をそこなう激しい暴行と殺害」が行われたとしている。その空爆を急いだサルコジ氏の理由は明かしてないがサルコジがカダフィから2007年の仏大統領選挙資金を受けていたことを隠滅する必要があったためとも推測されている。
その他にデュマは、アフガニスタンは9月11日の米国での襲撃事件ではパイロットを送る能力がなかったとも発言。またエマニエル・バルス仏首相が妻がイスラエル人でユダヤの影響をうけているなどの意見が話題になっている。しかし誰であろうと自分の意見をいうのには不都合はないとデュマ氏はいっていて暴言なんかではないと宣言している。2010年末のコートジボワールでの大統領選挙では国際社会の圧力の中で当選したアラサン・ワタラに対し前任者のローラン・グアグボ大統領をアビィジャンで両仏弁護士は支持し票の再集計を要求を記者会見で提案していた。
Manuel Valls est "probablement sous influence" juive, a déclaré Roland Dumas lundi 16 février. L'ancien ministre a déjà défrayé la chronique à de nombreuses reprises....
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