2017年3月3日金曜日

仏裁判所批判後に フィヨンを敬遠し離れる支持者や「共和党」(LR)議員も続出

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎03/‎03/‎2017-0:02:51)フィヨン「共和党」(LR)の2017年の仏大統領選挙候補フランソワ・フィヨン氏は1日に急遽記者会見し、自分は「起訴」されて3月15日に招集がかかったことを発表した。此れが不服なフィヨン氏は、フランスの裁判所を厳しく批判し民主主義が実現されてないと怒りをぶちまけた。自分は悪い事をしていないとし妻や子供の架空雇用での公金横領の罪を否定して自己弁護した。自分の真実を証明するのは裁判所ではなくて仏大統領選挙なのだと話している。だから最後まで自分は闘うのだ候補者が真実を決めるのである。だから候補を降りないと話した。しかし2日昼のフランス国営放送テレビA2でさえ既に30人ほどのフィヨン側近の議員らが去っている。フィヨン陣営からの離脱が始まっていて、フィヨンは孤立化していると報道している。



アラン・ジュッペ現ボルドー市長(元首相)のプランBが再度期待されるが、ジュッペは馬鹿にされていると考えて顔をださないだろう。彼にもシラクの盾となって傷を受けたこともあり、フィヨン同様の古傷があるからだ。

【参考記事】
http://www.francetvinfo.fr/politique/francois-fillon/penelope-fillon/direct-fillon-repart-en-campagne-a-nimes-dans-le-gard_2077341.html