2017年4月14日金曜日

2011年の仏軍介入のコート・ジボワールを デュードネが語る ユーチューブ

2011年4月15日に投稿されたインタビューですが、当時の旧フランス植民地であったコート・ジボワールでの大統領選挙を巡っての、サルコジ前大統領の介入などアラサン・ワタラ現大統領支持がチュニジアの民衆の胎動によってベンアリが追放になったようにではなく、フランスの軍隊がコート・ジボワールという他国の独立主権への介入を行って戦車が市内を走り大統領官邸を襲撃して、仏の特殊部隊によってバグボ大統領は取り押さえられた。これをサルコジが支持する当時の反政府勢力のアラサンワタラの要請があったからだとしていた。そこにはシオニストはユダヤ人とはイコールではないとしながらも、その代表であるフランスの哲学者ベルナール・アンリー・レヴィー(BHL)やサルコジの勢力が経済的なブイグやトータル、ヴァンサン・ボロレのアフリカでの港湾施設や鉄道など、そうしたコート・ジボワールでの石油やカカオ豆の利益を背景に、当時の政変が起こされたのであるとデュードネはコロニアリズムの新しい形ちを分析して語る。
この事件はリビアのカダフィ失脚の場合にも当てはまることだとし、ネルソンマンデラが一番尊敬していた人にリビアのカダフィ大佐がいたのだと言っている。それは彼が獄中に監禁されていた時にマンデラを支持してくれたのがカダフィ大佐だったからだと言っている。現代史の知られざる裏面をメディアの権力と結託して造作された仮想世界を突き崩す発言で驚くべきものがある。またこれまでの印象では、反政府的な演劇家で利益隠しなどで騒がれたデュードネに対する悪い印象が吹っ飛んでしまった。