2017年4月13日木曜日

仏警察が黒崎愛海さんの遺体捜査を再開 チリ裁判所は失踪の夜に容疑者は一緒だったと証言 

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎13/‎04/‎2017‎‎-8:47:13)12日深夜の国営ラジオ・フランス・アンフォなどフランスのメディアによると黒崎愛海(なるみ)さんがブザンソン大学の学生寮から姿を消した2016年12月4日の夜にチリ人のニコラス・ゼペラ・コントレラス(Nicolas Zepeda Contreras)26歳は一緒に鳴海さんといたことをチリ裁判所は証言したと報道した。しかし青年は殺害したことを否定している。フランスの警察はブザンソンとドールとの間に鳴海さんの死体は埋められていると確信している。死体捜査の専門ら80人の警察とヘリコプターや捜査犬などをつかて再度詳しく調べると宣言。黒崎愛海さんの遺体捜査が4月10日から再開された。チリ裁判所は失踪の夜に容疑者と鳴海さんとは一緒だったことを証言していて、殺害のあった12月4日の夜に泣き叫ぶ声やドアにぶつかる騒音が聞こえたと同じ学生寮に住む人たちは証言していた。このことに関してはコントレラスは否定してなく、自分もその音を聞いたがそれは隣の住人の私的なものであったのであり、その日以来、成海さんを見ていないと言っているという。仏警察はチリ側に対しコントレラスの一時送検を要求していたがチリ裁判所は証拠不十分なためにそれは出来ないと断っている。
黒崎鳴海さんは2016年8月からブザンソンではフランス語を勉強していた。

【参考記事】
http://www.macommune.info/article/narumi-une-battue-de-80-policiers-pour-retrouver-le-corps-de-letudiante-japonaise-160006