2017年4月20日木曜日

仏外相が確信 シリアのアサドの化学兵器使用は絶対 フィヨンやルペンとの関係でも大切だと

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎20/‎04/‎2017-7:42:55)フランスのジャン・マルク・アイロー外相(元首相)は、シリアでアサド大統領軍がシリア反体制側市民に対し4月4日に87人を殺害しその内の子供が31人の犠牲者をだした Chan Schaichunで起きた事件で、化学兵器を使用したことは確実でその証拠を握ったと確信を述べた。もっか仏秘密情報局や仏軍隊が調べているかフランスは近くこの人権違反の犯罪証拠を公表できると19日にフランス通信(AFP)、ルモンド紙、国営ラジオ・フランス・アンフォ、国会中継専門のテレビ局LCPの共催番組の中で述べている。アサドはこれを全面否定してきている。アイロー外相の言うにはこの化学兵器をシリアが使ったかどうかは非常に大事であり、現在シリアを支援しているロシア訪問でプーチン大統領と会見して来たフィヨン候補やルペン候補、またメランション候補などを考える時に、仏大統領選挙を前にこれを明確化することは非常に大事だとも話した。

ドイツ紙によると、アイロー外相の発言の直後に、前ロシア国連大使で現ロシア外相のセルゲイ・ラブロフ氏は Chan Schaichunで起きた事件は事故であって停戦への挑発であるとロシア側は取っていると仏外相に電話で14日に答えているという。またロシアが国際社会の法律を尊厳する立場にあることを主張している。仏外相に物的証拠を出すように求めているという。

このシリアでの事件の3日後に人権違反の制裁処置として米のトランプ大統領がシリアのアサド軍の航空基地を爆破したが、アサド軍はここから飛んだ飛行機で襲撃中に化学兵器を使ったらしい。

【参考記事】
http://www.lemonde.fr/syrie/article/2017/04/19/attaque-chimique-ayrault-met-en-cause-le-regime-syrien_5113868_1618247.html
http://www.lcp.fr/la-politique-en-video/attaque-larme-chimique-le-renseignement-francais-va-apporter-les-preuves-de
https://www.google.fr/#tbs=qdr:d&tbm=nws&q=jean+marc+ayrault+syrie
https://www.google.fr/#tbs=qdr:d&tbm=nws&q=jean+marc+ayrault+syrie
https://deutsch.rt.com/newsticker/49429-sergei-lawrow-telefoniert-mit-jean-marc-ayrault/
http://www.deutschlandfunk.de/frankreich-ayrault-kuendigt-beweise-fuer-giftgas-einsatz-in.1939.de.html?drn:news_id=735245