2011年10月15日土曜日

モンブールのオランド支持で、オブリ苦戦 仏社会党大統領予選選挙

16日の投票を前にアルノー・モンブール氏(セーヌ・エ・ロワール地方の議員は14日、個人的にはフランソワ・オランド社会党前書記長を支持することを表明した。しかし特別にモンブール氏を第一回投票で支持した人々に対し呼びかけることはしなかった。

これで、オランダ氏の対候補マルチーヌ・オブリ社会党書記長(仏北部のリール市長)以外のすべての第一次投票候補者がオランド氏を支持をすることになった。

オランド氏への支援が集中している理由は、「先ずは、責任倫理がすべてに先行しているのであって、つまりニコラ・サルコジに勝てる左派の戦いを導きたい」ということに起因しているという。この結集が忍耐を信条とするオランド氏を支持する新しいうねりが形成される可能性が強いと見られる。一方で、オブリさんからは「投票者は世論調査や指名に応えるないよう」呼びかけた。

右派の対候補サルコジ陣営が喜ぶ社会党(PS)内の分裂に拍車がかかることを危険視して、「闘いの矛先を間違えるな」とのモスコビッチ議員からの警句が出ている。 [2011/10/15  7:56-paris]