2011年12月6日火曜日

メディアパートのプレネル会長 「仏外国人投票権」で サルコジの移民政策を批判

メディアパートのプレネル会長は、仏民報ラジオ・ノヴァで、サルコジ大統領の移民政策を批判している。ラジオ・ノヴァ・プラネット(nova PLANET.COM)では毎週金曜日、朝8時37分から左派系のインターネット新聞メディアパート(Mediapart)社のエドワー・プレネル会長への電話インタビュー番組がある。プレネル氏ら4人が創立したメディアパート社は今年12月2日で4年目を迎えた。2日にはプレネル会長によるメディアパート(Mediapart)社内のガイド案内や購読特別セールもあった。メディアパートの購読者は現在5万6千人ほどだ。

20011年12月2日のノヴァ・プラネットの題は、「フランスは閉じている」だ。

-おはようございます。
ノヴァですか?


-よろしく、メディアパートは今日は自由参観日になってますね。
そうです。今夜24時00分までメディアパートは地下の倉庫から天井の屋根裏部屋まですべて解放してます。

-プレネル、今週報道されなかった事件はなんでしょうか?昨夜は、私はニコラ・サルコジが報道されてなかったと思うが。

(…)すこし距離があったが、いずれにしても我々の報道で全部話される。

メディアパートは大手のメディアがあまり書かなかったコロンビアの大事件の連載報道を開始した。それは大統領の取り巻きの現実を扱った凄いもので、それはブラジルのギュンギュン・テラノヴェラで、美しい大邸宅でおそらく密売者の屋敷かもしれない。メディアパートを見てください。

私が言いたいのはこのことではなくて、この期間に、書かれないで抜かしたニュースは、我々の国家の金が大統領選挙運動資金に使用されていたということで、これはいずれにしても見つけるのに難しいことではない。

嘘が支配していて、偽造したにせ情報(に)中毒させられているために、世論調査は何も語っていない。

さて、多くの人の目に止まらなかった事件を一つ選ぶとすると、私が思うには、皆さんもご存知のように現在の仏大統領選挙の流れの中で外国人移民が排除されるということだ。

これは(2010年夏)の外国人への恨みを現したグルノーブルでの在仏外国人へのサルコジ宣言よりも、はるかに行き過ぎたものである。今はもっと簡単で、フランス共和国はいつも正規滞在外国人を受け入れてきたが、内相は、その極右派の国民戦線(FN)のル・ペン主義の極端な路線によって、フランスには外国人が多くいすぎると発言していることだ。彼らをいわゆる共同体外であるとしてフランスでの外国人投票権を拒否している。

それはすべて不可能なことであって、市民権と投票権は国民にとってフランス革命以来、必要不可欠なものとなっているからだ。

これらは全く馬鹿げたことであり、虚偽で完全に誤った考え方なのだ。

事実は、ニュースで取り上げられ無くなろうとしている事は、大統領選挙戦の中で、フランスが世界の流れに背を向けようとしていることである。

すでに事実は、欧州市民は94年(施行は98年)から全ての欧州人は他の欧州諸国で地方選挙の投票と欧州議会の選挙に投票権があるということだ。フランスも同様に他の欧州諸国でそれらの投票ができる。

しかし20世紀の欧州の暗い時代にドイツ、オーストリア、イタリア、フランスは国民と市民とを明快に区別しなかった。この5分の1の国を除いた全ての欧州諸国は、どちらかというと市民性を国民というよりも住居地で洗練させる方向へ歩を進めていった。つまり、私はこの場所で生き、ここで働き、ここで税金を払っている。私は豊かさに貢献している。ゆえにここが私に関係する場所で投票する権利があるというものだ。

外国人の投票権の授与はある期間を超えた居住後になされる。英国では6ヶ月滞在後に、これらの投票権が授与されることが1965年に決まった。スウェーデンは75年。デンマークは居住後3年で投票権が与えられると81年に決まっている。同様にして、オランダは5年の滞在期間後に投票権を得られることが85年に決まった。ベルギーは2002年、ルクセンブルグは2003年に決まっている。

皆さんは知っているでしょうか?例えば、ベルギーのような小さな国は馬鹿にされるが、滞在が5年をすぎると欧州諸国以外の外国人でも、市政への投票権が得られる。

さらにすばらしいことには英国だが、過去にフランスと同じく植民地政策を取った国だが、(フランスが外国人に対する)怨念や恐怖を掻き立て、悪魔化して利用する代わりに、英国はその植民地の歴史から市民権、コモンウェルス、を引き出し投票権法と市民権がでている。

(それに反し)フランス語圏では世界に開扉する代わりに、国語の言語の奨励をしている。ポルトガルでは外国人の投票権は特別な条件の下で言語使用圏者を基本とすることに限定されている。

言語・・・、これが私の言いたかったことです。

現在では人々は次のように言っている。注意せよ、驚きや習慣からはカタストローフは来ないのだから、と言われてそれで人々は考えもしないような事にも慣れてしまっている。これは共和国の契約を破ることになるだろう。どうしてかというと、それは、フランス共和国が20世紀の破壊(カタストローフ)の後に、世界に開かれることを望んで再建されたものであったからだ。

憲法の前文にもあるように、市民は宗教や出自や人種で選択されてはならないからである。

時間が来たので終了するが、毎週金曜日に繰り返して話したい。これは大変に困ったことだからだ。


【参考記事】


Edwy Plenel détruit Sarkozy!


http://www.dailymotion.com/video/xiyobl_edwy-plenel-detruit-sarkozy_creation?ralg=meta2-only#from=embediframe-playreloff-5
http://www.dailymotion.com/video/xiyobl_edwy-plenel-detruit-sarkozy_creation





Edwy Plenel s'engage contre Sarkozy par




vendredi, 2 décembre, 2011 - 08:37
La France se ferme


http://www.novaplanet.com/node/50666


http://www.mediapart.fr/