2011年2月12日土曜日

アルジェリアでも抗議のデモ チュニジアとエジプトに続いて、ムバラク大統領失墜の翌日に

2月12日アルジェリア人民の抗議の動きにアルジェリア政府はどう対応するかが注目されている。エジプトではムバラク大統領が18日の反対の後で政権を辞任したことを喜ぶ祭りが行われている。アルジェリアは民衆と社会変化の国家連絡会議(CNCD)が組織した平和的デモ行進が11時から予定されている。アルジェリアのアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領はこれを禁止した。

2月12日のフランスの新聞は全国紙のフランス・ソワーは「次はだれか!」と、パリジャン紙は「ムバラクの後は誰か?」と一面のタイトルをつけた。バラック・オバマ米大統領もアラブ世界へのチュニジアやエジプトの民主化要求運動の影響を話し、問題はそれが平和裏におこなわれるかどうかだとして好意的な発言としてフランスのメディアでは報道されている。
アラブ世界の革命、ムバラクの後は誰か?
アルジェリアの首都アルジェでは中心街には100台ほどの警備の装甲車や放水車、除雪車までが配置されているとフランス通信(AFP)は伝えているという。


CNCDの行進デモではコンドルド広場から海岸沿いにマルチーユ広場まで行われる。地方都市のオラン、チィジイ・ウズー、ブルメエデ、ティパザなどでも集会が行われる。


アルジェリア以外の国にするむアルジェリア人が連帯して12日には抗議の集会が各国で行われる。エジプトのムバラク大統領政権の失墜を喜ぶアルジェリア人が暴動対策の警察に鎮圧され負傷し逮捕された。チュニジアでも多くの市民がエジプトの快挙を祝福している。つぎはアルジェリアやヨルダン、モロッコ、シリア、イエメン、サウジアラビアが残っている。