2011年5月9日月曜日

ブルターニュ訪問のサルコジ仏大統領に共産党市議会関係者が大声で批判  

5月8日、サルコジ大統領は訪問先のポー・ルイ(ブルターニュのモルビアン)で1945年5月8日の66周年の連合国軍の勝利を記念して同町でドイツ軍に銃殺された犠牲者に献花し演説をした。その折に一人の男性が「あなたの政治は侮辱で、自由・平等・博愛の死滅だ」と大きな声を投げかけた。男性はこの言葉を臨席していた人々が聞き取れるように何度も繰り返したという。男性は直ぐに私服の警察に取り押さえられて連れていかれた。大統領官邸エリゼ宮殿によると、挑発者は隣県ラネステェーの共産党の市議会諮問委員だといっている。

「パリジィアン紙fr.」はこの事件で数人の護衛の警察に取り押さえられた男性の写真を掲載している。それによると男性の口の周辺と顔が複数の手で押さえつけられていて象徴的なものだ。

パリジィアン紙はこの男性はサルコジ大統領の講演を妨げなかったと報道している。この日サルコジ大統領はフィヨン首相とランゲ国防相やベルナール・アコワイエ衆議院議長やジェラール・ラルシェー参議院議長らを連れていた。

(参考記事)
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