2017年10月26日木曜日

諦観・地獄の戦争を好む思想が 安倍の好戦を支持

●何故に日本国民が戦争政党を支持するのか?

今度の衆院選では自民・公明党などで三分の二を占め大勝利だという。よく分からないのは何故に日本の人々が戦争を推し進める安倍晋三首相を支持したかです。もう一つは反核・反戦・平和を叫ぶ「公明党・創価学会」が何故に戦争の紅蓮地獄に苦しむ自分や家族のことを軽率にも深く考慮しないで安倍与党をどうして喜んで選択し続けているのかということです。なかなかこの理由がわからないのです。実は恐ろしい事ですが、自分が死んでも戦争をやりたいという人々がいるのです。フランスなどにはイスラム・サラフィスト派というのがいて、この世を亡び尽くして天国にいる自分が実現すると考える。いわゆるこれがイスラム国家テロリスト組織(IS)の聖戦思想なのです。そのような人の思想は地上の人間を殺害することは天上の神に祝福されると考える恐ろしい思想ですが、これを彼等は信じていてテロをやって来たのです。日本の神道やパキスタンで今も信じられている仏教以前の反仏教的ブラーフマンの思想にはそういう現世を否定する、つまり人間の現世の生を簡単に否定して見せる教えがあるようです。そういう所では人間の戦争やそこでの死は重くはないのです。一回期だけのこの世の人生というのは非常にヨーロッパ的でありキリスト教的なのですが、神道や念仏思想にもこれと同様にこの地上の生命を軽視するところがありあの世や来世・穢土を探し求めている。そのような思想の蔓延する日本では簡単にこの世の執着を捨てて、戦争の死を選べるのでしょう。

●戦争への代価を平気で払えるのは何故か?

「創価学会・公明党」の場合でも同じで、この団体は仏教ではなく池田大作の教えによって念仏・法然の思想の流れに染まってしまったわけで、忘我の中に池田王国とか創価王国を夢見て生きているのです。日本の国を日蓮大聖人は神国日本とまで言われて、念仏的日本の精神思想と対決したのだと私には思われるわけです。正しい仏教を捨てた創価学会や誤った神道の本陣である伊勢神宮や靖国神社参拝を続ける安倍晋三首相、それを支持する日本の国民、・・・・・・これらから帰結するのが仏法違背の思想戦争だということです。彼等は一体何を対価としてこのような戦争への希求を持つのか?その誤った思想を支えるのは何なのか? それが騙しであり詐欺であり煙幕であり呪縛であり洗脳という市民の眼を塞ぎ口を閉ざし耳を閉じさせ、真実の仏教を投げすてさせる無間地獄を好み好ませている諦観・地獄の思想だということです。日本の民主主義実現は世界平和を歌い反戦・反核・平和を叫ぶだけでは逆効果なのです。その前に実はこの戦争の無間地獄を許し好む悪思想や誤った宗教の創価学会や神道と戦わなければならないのだということです。