5月にスイスで逮捕されたアブデュル・ラーマン (Abdul Rahman EL Assin)氏はカラチ事件での還流コミッションをタケイジン氏と共に受け取っていたことを自供した。このことで2002年カラチで11人の仏人造船技師が死亡した事件の原因が当時のエドガー・バラデュー首相周辺への還流資金が再度問題になってきた。
カラチとフランスとの間の武器売買の仲介役をしたタケイジン氏がバラデュー氏を弁護士を立てて告訴したために1995年のバラデュー首相の大統領選挙のスポークスマンを務めたサルコジ氏は当時は財務相でこのカラチとの売買取引に調印していたと見られている。違法還流コミッションとの関係で今後の調査の対象に浮上してきた。