2日にマニエル・バルス仏内相(Manuel Valls )はアルザス地方のミュールーズを訪問し、ミッシェル・ネイレ (Michel Neyret)警部と麻薬などのマルセイユ地方での汚職事件を彷彿させながら「過去のようにはしておかない」と話して、ジャンクロード・ゴーダンマルセイユ市長 (国民運動連合 UMP)に対し、マルセイユ市を安全対策の最優先地区に指定すると厳しく宣言している。
マルセイユの治安を担当する知事には9月初めの閣議ではトウレーヌ地方の知事であるクリスチアン・ロチオン (Christian Lothion 59歳)氏の名前があがっていて回答が近くでる。
ロチオン氏は一時発泡性のワインで有名なブーブレの出でトール大学を卒業している。2008年からは司法警察の中央長官を務めている。フランス南部のアジャクシオやモンペリエでも副長官を歴任。リヨンの司法警察長官の後はリヨンでも勤務していてミッシェル・ネイレのことは良く知っている人だ。
メディアはマルセイユ地方での移民の麻薬密売事情などを取り上げだしたが、ネイレ警部との関係は話したがらないようだ。