2016年2月20日土曜日

パリの美術商を監禁・拷問した サド・マゾクラブ元社長 エマニュエル・サドに10年の禁固刑 

(パリ=飛田正夫2016/02/20 20:30日本標準時)パリ裁判所は19日に3人を禁固刑3年から10年の判決をだした。パリの美術商をその地下に閉じ込めて金や宝石を盗む前に7時間に渡り監禁と拷問をしという2014年2月21日夜から21日にかけて起こった事件だ。サドマゾ・クラブの前社長で主犯のエマニュエル・サド(Emmanuel Sadot)47歳は、1年後の今日19日に、裁判で10年の禁固刑が決まった。猿ぐつわをさせて、指をペンチで挟み出血させる拷問など非人間的な行為をした。サドの仲間たちにも3年から7年の禁固刑と共に医療司法禁固が適応された。なお性的暴力を表す言葉となったサディズムはマルキーズ・ド・サド(Marquise de Sade)の文学作品と関係づけられて彼の死後1893年頃に現れたもので、この事件での犯人の名前とは無関係である。


【参考記事】
http://www.france24.com/fr/20160219-trois-a-dix-ans-prison-avoir-torture-marchand-dart

http://www.lavoixdunord.fr/france-monde/trois-a-dix-ans-de-prison-pour-avoir-torture-un-marchand-d-art-ia0b0n3340804?xtor=RSS-2

http://www.europe1.fr/faits-divers/trois-a-dix-ans-de-prison-pour-avoir-torture-un-marchand-dart-2672923