仏メディアの旅
フランスのメディアから社会と宗教を考える 飛田正夫のブログ
2011年5月5日木曜日
モロッコのマラケシュ「爆弾テロ事件容疑者」が逮捕
モロッコのマラケシュのレストラン・カフェで4月28日に起こった爆弾テロはリモコン操作の爆弾で16人(内8人がフランス人)が死亡した。オランダ人夫婦など目撃者からの証言で犯人のモンタージュ写真を2つ作成。これをもとにモロッコ秘密警察が5月4日、密かに尋問をして容疑者の逮捕に至った模様。
容疑者は事件当日に爆発現場のカフェ店アフガナのテラスに2つの大きなカバンを持って姿をみせ落ち着いた表情であったことがわかっている。もう一方の容疑者のほうは目撃者の証言ではひどくあわてていたという。逮捕されたのは最初の容疑者の方で、モロッコ北部タンジェ出身の男性(34歳)だ。
同容疑者は過激派イスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ(AQMI)との関係でテロリスト容疑がかかりでスペインからモロッコに引渡しがあり2008年に有罪宣告を受けた。が、2011年4月14日にモロッコ王から恩赦になっていた。
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