4月12日にロシア側は米・仏・英側のシリアの化学兵器使用を国際調査する要求提案提案に反対し、の国連安保理で八回目の拒否権行使をしてシリアのアサドを擁護した。プーチン大統領はアサドが化学兵器を使用したことを批判していたが、ロシアがシリアとの旧来の悪縁を踏み切れなかったことが、人権殺戮でのシリアとの予同罪を認めることになってしまったのが残念である。15カ国の国連安保理審議国のメンバーではボリビアがロシアと共にこれに反対した。中国、カザクスタン、エチオピアの3カ国は棄権した。11日から訪ロ中の米国国家書記レックス・ティレソン(Rex Tillerson )は12日にモスクワでプーチン大統領と2時間ほど会談した。
2017年4月13日木曜日
2017年4月11日火曜日
アムネスティ・インターナショナル発表 2016年度死刑は世界で1032人 中国の数は国家機密
(パリ=飛田正夫 日本時間;11/04/2017-22:40:03)11日、国際人権擁護団体のアムネスティ・インターナショナルは2016年度の世界の死刑犯の執行状況を報告した。それによると2015年度比で37%減少し世界中で1032人が死刑になっているがこれは見かけ上のことで、実際にはもっと多いのだという。国別ではイラン、サウジアラビア、イラク、パキスタンで、中国が世界で唯一、死刑統計を開示せずに国家機密にしている国で、その数は外交筋の高官の話しでは年間千人を下らず、世界全部の死刑数よりも多いのではないかと見られている。国際ニュース専門の仏24チャンネルが昼に報道した。米国は1991年以来最低の数を記録して国際比較ではトップクラス入りしなかった。
マリーヌ・ル・ペン アウシュビッツ収容所へのユダヤ人一切検挙には仏国は責任なしと逸脱発言
(パリ=飛田正夫 日本時間;11/04/2017-10:25:13)二週間後の仏大統領選挙第一次投票を前にして極右派のマリーヌ・ル・ペンFN候補は1942年のヴェルディブ(Vél’ d’Hiv)の一切検挙の責任はないと9日のラジオ・テレビ・新聞社共催番組グランジュリー(Grand Jury)に出演して威厳のない逸脱発言をした。もっかの世論調査では11人の候補者中でトップだがこの発言で変化がでそうだ。フランスがナチスドイツ占領下にユダヤ人をアウシュビッツ収容所へと輸送した犯罪に関してはジャック・シラク大統領が1995年7月に「その時にフランスは取り返しのつかないことをしてしまった」とこれを認めている。これには当時のラファランもジョスパンも誰もが明快にフランス政府の過ちを承認したのであったとルモンド紙は述べている。フランソワ・オランド仏大統領は「フランスがフランスで犯した犯罪である」とこれを告発している。マリーヌ・ル・ペンはそれはナチス傀儡のヴィシー政権がやったのでフランスは戦争責任を反省する必要はないと発言したわけだ。彼女は父親のル・ペンと同様にその正体を露見させたのだとして、他の仏大統領選挙候補者からは格好の批判の的になっている。
2017年4月9日日曜日
エジプトでダブル・アタンタ コプト寺院2カ所で38人以上が死亡 ISが犯行声明
(パリ=飛田正夫 日本時間;09/04/2017-22:49:07)9日エジプトのカイロ北部タンタの町のコプト寺院で爆弾襲撃テロがあり27人が死亡。その直後にアレクサンドリアのコプト寺院付近でもアタンタがあり11人が死亡した。エジプトは復活祭を前にラモー(Rameaux)のミサの最中を狙ったダブル・アタンタに見舞われた。イスラム国家テロリスト組織(IS)が犯行声明を出している。エジプトにはエジプトのカトリック教会コプト寺院があって人口の10%ほどが信徒としている。カイロに本拠をもつイスラムのスニット派側はこの事件をエジプトの国家安定を崩壊するものだと見て社会構成体の結束強化を呼びかけた。フランソワ・オランド仏大統領はエジプトと共にこの恐ろしいイスラム国家テロリスト組織(IS)と戦うと話した。
2017年4月8日土曜日
スェーデンのストックホルムの繁華街でトラック襲撃テロ2人死亡
(パリ=飛田正夫 日本時間;-)7日スエーデンの首都ストックホルムの歩行者天国の繁華街で現地時間14時(パリ時間15時)少し前にテロの犯行とみられるトラックによる襲撃がアレン(Åhlens)デパート近くの交差点であり少なくとも3人死亡し多くの負傷者をだした。スェーデンのステファン・ロベーン首相はテロの犯行だと宣言している。地下鉄は混乱し空にはヘリコプターが飛び交っていて警察では町の中心街に近づかないよういに警告している。
【参考記事】
http://www.lemonde.fr/europe/article/2017/04/07/suede-un-camion-renverse-des-passants-a-stockholm_5107716_3214.html
【参考記事】
http://www.lemonde.fr/europe/article/2017/04/07/suede-un-camion-renverse-des-passants-a-stockholm_5107716_3214.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-4390436/Truck-rammed-group-pedestrians-Stockholm.html
http://www.lexpress.fr/actualite/monde/europe/suede-une-camionnette-percute-des-passants-a-stockholm-plusieurs-blesses_1896856.html
http://www.lexpress.fr/actualite/monde/europe/suede-une-camionnette-percute-des-passants-a-stockholm-plusieurs-blesses_1896856.html
2017年4月7日金曜日
米国がシリアのアサド軍基地を爆破 化学兵器使用制裁でミサイル射撃 仏はトランプ追従には躊躇
(パリ=飛田正夫 日本時間;07/04/2017-18:21:24)7日11時(パリ時間)少し前の国営ラジオ・フランス・アンフォは昨夜トランプ米大統領がシリアのアサド大統領のサリン化学兵器使用の制裁措置として地中海に停泊させている米戦艦から59発のミサイルを発射しアサド政府軍基地を爆破したと発表した。アサド側は6人の兵士が死亡したと発表した。フランスのフランソワ・オランド仏大統領は2013年の化学兵器使用の時にはアサド制裁の空爆を米国に呼びかけたがオバマ大統領はこれに応えなかった。フランスの態度は現在まで反シリアの先頭に立ってきたこともありメルケル独首相との歩調を考えてトランプ陣営に追従する考えはないようだ。その為にフランスが世界で唯一アサドの非人間的な殺戮行為に抗議し反対し続けてきた国であったが、今回は米新大統領のドナルド・トランプが突如として昨日から態度一変した為に欧州各国はこのシリアの独裁者アサド制裁を歓迎する声が高まっている。
シリアの化学兵器使用を英仏と共に米ロも批判 しかしトロンプのプーチン批判は無し
(パリ=飛田正夫 日本時間;07/04/2017-10:03:57)シリアが4日に化学兵器を使用したことで68人が死亡しその内の30人は子供であったことが、シリアの独裁者アサド大統領をトランプ米大統領が批判する引き金となったようだ。一週間前にはトランプはアサドの国外追放は先決問題ではないと発言していたが、6日にはトランプは態度を改めて英仏と共にアサドの虐殺行為を批判している。シリアを支援しているプーチン大統領も今回は化学兵器使用の証拠が多く上がっていることからアサドを批判することをして見せている。しかしロシアは具体的なアサドのシリア政府軍への制裁行為を打ち出していない。米国のトロンプも急にシリア政策の転換を打ち出しているが具体的なアサドへの武力制裁は無く、プーチン批判さえしていない。その為にフランスのジャーナリストの中にはプーチン大統領もトランプ大統領も何時また元の意見に翻るかと次の行動を見守っているというところがある。アサドの人権違反行為を厳しく当初から批判してきたのはフランソワ・オランド仏大統領であるが、これにはオバマも協力することが無かった為に理解されないまま現在のシリアの悲劇が起こってしまった。
2017年4月5日水曜日
アサド軍が中毒ガスの化学兵器使用 シリア市民ら最低58人死亡170人が負傷
(パリ=飛田正夫 日本時間;05/04/2017-1:16:08)4日、イスラム聖戦主義者の占領するシリア北西部でシリアのアサド(Bachar el-Assad)大統領の軍隊が中毒ガズの化学兵器を空から使用して攻撃したとシリア反体制蜂起側が訴えている。この攻撃で58人が死亡し170人が負傷したと今の所は発表されている。国際社会はブリュッセルでのシリアの将来を論議した国際交渉の時にこのような新たな殺戮となったことを残念がっている。シリアの人権関連国連調査委員会は4日、この化学兵器に関し調査中だと発表した。フランソワ・オランド仏大統領は4日午後シリアのアサド(Bachar el-Assad)大統領が化学兵器を用いたことの責任を髣髴させて58人の殺戮について大統領官邸エリゼ宮殿で記者会見して話した。オランド大統領は国や名前を挙げなかったがアサドの共犯者には道徳的責任があるとしてアサド支援国を批判した。シリアの独裁者アサドがオムスで2-11年3月に市民に向けて大砲を撃って始まったシリア反体制派への弾圧はすでに31万人を死亡させ国民の半数以上もの難民をだしている。
2017年4月4日火曜日
ロシアのメトロで10人爆発死 イスラム国家テロリストの予告実行か
(パリ=飛田正夫 日本時間;04/04/2017-0:53:04)3日15時40分(GMT12時40分) 頃に、ロシアのサンクトペテルブルクのメトロで爆発があって少なくと10人死亡し、負傷者は20人以上を数えている。政府はテロリストの犯行筋を除外していないと言っている。爆発はサンクトペテルブルク市内の南西部の二つの駅 (Sennaïa Plochiad)と(Tekhnologuitcheski Institout)の間で起こった。政府筋では別のメトロの駅にも手作りの爆発物が発見されたといっている。2015年にシリアの独裁者アサド大統領勢力をロシアのプーチン大統領が支持介入したことで、ロシアに対し襲撃するとイスラム国家テロリスト組織(IS)は予告していた。
2017年3月27日月曜日
仏聖職者57人が青少年への性犯罪行為 犠牲者339人
(パリ=飛田正夫 日本時間27/03/2017;8:24:02)カトリック教会の本山バチカンとフランスのカトリック教会の人的管理がリヨンの大司教フィリップ・バルバラン(Philippe Barbarin)枢機卿の青少年への性犯罪行為(ペドフィル)はフランスを驚かせた。その後で今度は、インターネット新聞の「メディアパー」がフランスのカトリック教会聖職者による青少年へのペドフィルの犠牲者が339人を数えていることを独自の調査によって、21日20時55分から「教会の中のペドフィル」と題してフランス国営放送テレビA2で発表した。この番組には聖職者も呼ばれていたが説明する機会となる事よりも避難される場となる事を恐れてカトリック教会側は誰も出席しなかった。たしかに32人の僧侶や20人の引退した司教と5人の現役の司教による青少年への性犯罪行為にはどんな説明の余地もないだろう。報道によるとこの数は1960年代以降から現在に至るものであるが、その半数は2000年以降に起きていると指摘している。
2017年3月16日木曜日
オランダ下院選挙は極右派系ポピュリズムの台頭に反対投票で勝利
(パリ=飛田正夫 日本時間;16/03/2017-8:19:55)15日のオランダ下院議会選挙では2012年よりも12議席多い全150議席が比例代表制直接選挙で選ばれる。マーク・ルート(Mark Rutte)首相の自由民主党(VVD)がトップで31議席を獲得したが過半数の76議席には遥かに及ばなかった。心配されたイスラム嫌いで反ヨーロッパ主義者で知られるゲールト・ヴィルダー氏のトップ当選は避けられて極右派系は19議席と予想に反して伸びなかった。ヴィルダーは外国人への総ての社会援助を廃止し警察と防衛機関への補助金を増加しようとしていた。メルケル独首相官邸は15日夕刻、オランダ議会選挙の結果を素晴らしいものだと評した。ジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長はオランダのルート首相に対し、極右派に反対する明快な勝利であると祝いの言葉を贈った。ルート首相は、英国の欧州離脱(Brexit)とトランプ米大統領のポピュリズムの後で、オランダは極右翼派系の台頭に反対する投票で勝利したのだとコメントした。全体として極右翼化を抑え込んだかたちで、欧州議会寄りが期待できるという。エコロジーのグリーン・レフト(GroenLinks)は2012年の4議席を16議席まで伸ばして注目されている。
2017年3月12日日曜日
マクロンをユダヤ人銀行家扱い 仏共和国の価値に違背し フィヨン「共和党」が人種差別に謝罪
(パリ=飛田正夫 日本時間;12/03/2017-22:48:35)フランスで最も嫌悪されている人種差別主義者の真似事を地で行ったような出来事が「共和党」(LR)のフィヨン候補の正式ツイッターに掲載された。これは仏前経済相エマニュエル・マクロン氏の支援者関係を絵にしたもので、マクロンは山高帽子をかぶり鉤鼻で葉巻の吸い口を刈り入れ鎌で切っているというものである。マクロンの周囲にはジェラール・コロンブ氏、フランソワ・バイルのモデム(民主運動党)議長、ベルナール・ドラヌエ前パリ市長、ジャック・アタリなど有名な人が描かれている。これが多くの抗議の声を呼び起こし、フランス共和国に於けるサルコジ「共和党」(前の国民運動連合UMPで、名前が余りにもビグマリオン事件などで汚れたので、サルコジがLRに変更したもの)の人権尊厳の無知とその人種差別が批判された。「共和党」(LR)の総書記ベルナール・アコイエは直ぐにこの風刺画を引っ込めて謝罪した。が、同時に「共和党」(LR)の価値を守るてめの全体的な運動を支持すると話した。フィヨン型ポピュリズムの特徴は出鱈目でも間違っていてもメディアを騒がせて政敵を批判することで、一回限りの偽情報であってもこれを使うことが指摘される。
オランダでトルコ外相入国禁止の後で 訪問中の大臣が国外追放
(パリ=飛田正夫 日本時間;12/03/2017-18:00:17)11日夕刻、オランダのロッテルダムでトルコ大統領エルドガンを支持する集会に参加していたトルコの大臣ファタマ・ベチュル・サヤンカヤ(Fatma Betül Sayan Kaya)氏が家族と共にドイツ方面に追放された。これは11日にトルコの外務大臣メブルト・カブソグル(Mevlut Cavusoglu)氏のオランダ入国を禁止した直後の事件だ。11日から12日の夜にかけてトルコの外務大臣の入国禁止に抗議するデモとオランダ警察との衝突は、4月16日に予定されているトルコ大統領エルドガンの信任国民投票を、オランダ在トルコ人に対し強化するためのオランダ訪問だとされている。この外務大臣のオランダ入国禁止は「ナチズムの痕跡」だと激しくトルコ大統領が抗議した為に、オランダのアムステルダム市長やマルク・ルーツオランダ首相が「気が狂っている」「的外れである」と反批判していて、オランダとトルコの政治的関係が急速に悪化してきている。
2017年3月11日土曜日
福島原発事故は予告 ボールディングの「宇宙船地球号」や池田の「世界平和論」から
(パリ=飛田正夫 日本時間;11/03/2017-17:02:18)私が中学生の頃でしたかアメリカの経済学者ボールディングが日本に来て大変な騒ぎだったのを覚えています。テレビでも何回か講演が写されていた。彼の「宇宙船地球号」の警告と主張はイメージ的に公害汚染の環境破壊を抱えた日本にはよくわかりやすかったし、その後の日本での影響は各方面に大きかったと思います。世界でも同様に特に核や環境汚染問題で現代の世界環境合意「コード21」の可決などに影響を与えてきていると思います。ただ彼がクェカー教徒だとはその当時から言われていましたが、宗教経済学者との名前は無かったしその関係も論じられなかったのだと思います。しかしその宗教と2011年3月11日の福島原発事故との関係は私には非常に興味があるものです。なぜ日本が福島原発事故のような取り返しのつかないことを起こしてしまったのか、それが地球全体の将来を「宇宙船地球号」として予告しているからです。これを宗教との関係で、いま読み解く必要があるはずです。このボールディングの考えに非常に共感した人に池田大作がいるのです。彼の仏教観にも近いものであったのでしょう。池田大作は創価学会ですが、世界平和に関する思想では日蓮大聖人の考え方とは正反対であったのです。むしろ念仏・法然の思想に近かったのです。つまり世界の静謐を収めようとすることを全面的に立てるところにボールディングの地球運命共同体の思想が池田大作と一致するわけです。ですから宗教者としての法然先生とも繋がっているわけです。宗教者としてのボールディング、宗教者としての池田、法然はこの世界平和論の立ち位置で繋がっているのです。
2017年3月10日金曜日
スイスのバーゼルの喫茶店で銃撃戦 2人が死亡1人が負傷
(パリ=飛田正夫 日本時間;10/03/2017-20:21:31)9日20時15分にスイスの北西部バーゼルにある喫茶店で二人の男が撃ち合って居合わせた客2人が即死。三人目は瀕死の重傷を負った。犯人たちは逃走していてもっか捜索中で原因など不明のままだ。事件現場の「カフエ56」は住宅街に位置しているようで、近隣の人の話では数十年前には麻薬の魔窟として知られていたが、相当前に持ち主が変わってからは一般のカフェであったと言っている。警察では麻薬売買取引のもつれの可能性も捨ててないようだ。目撃者によればバーゼルの駅方向に向かったという。国境が近い為にドイツへ逃走した可能性も高いという。
デュセルドルフの国鉄駅で 残忍な「斧」使用のテロで乗客7人が負傷
(パリ=飛田正夫 日本時間;10/03/2017-19:09:34)9日ドイツの西部デュセルドルフの国鉄中央駅で現地時間20時50分前頃に、斧によるテロ行為で乗客7人を37歳の男性が負傷させた。その内の3人は重傷。犯人は逃げようとして橋を越えて落ちて重傷。目下、事情を尋問する状態ではないという。推定では犯行は単独で行われアテロリスト犯行筋は回避されている。犯人に精神的な問題があったようだ。犯人は旧ユーゴスラビア出身の者だという。鉄道は0時45分まで停車し空にはヘリコプターが町の上空を飛び交い、地上には特殊部隊の警察が現場を包囲した。最近のテロの手段として斧を使うケースが目立ちパリのルーブル美術館でも起きていた。斧を使うという残忍なテロ手段が流行になっているのだろうか。デュッセルドルフ市民には酷いショックだったようで、メルケル独首相も犠牲者に対し憐憫と励ましの言葉をおくっている。
2017年3月5日日曜日
フィヨンの仏司法権否定は「民主主義」の危機 フィヨン離れは258人超「共和党」議員続出中
(パリ=飛田正夫 日本;05/03/2017-14:02:22、パリ06時02分)仏大統領選挙候補のフィヨン「共和党」(LR)支持を辞めてフィヨン氏の早期辞任を求めるフランス議員の数がこの3日間で258人超を数え続出中だ。フィヨン氏を支持する取り巻き議員の主要な側近が離脱してしまい、裸の王様同然になってしまった。フィヨン氏は国民の支持があれば仏裁判所から「起訴」(mis en examen)され「被告人」として3月15日の出廷を命じられたが、判決は国民が決めるのでると主張した。架空雇用の公金横領罪での起訴は裁判所ではなくて国民が仏大統領選挙で決めるのが民主主義なのだと発言した。その為に3月5日にはパリの人権広場と呼ばれるエッフェル塔前のセーヌ川を挟んだトロカデロ広場で、フィヨン支持の市民大集会を持ってこの裁判所に抗議すると、起訴が決った3月1日のフィヨン氏の記者会見抗議演説で述べられていた。ところがこの民主主義における司法権の独立を否定するフィヨン氏の発言に民主主義の危機を感じ始めた議員たちは、彼の元から離散したのであった。フランスは法治国家なので政治家が裁判所に口出ししたり、人民法廷を設けてそこで罪を裁く事は許されてない。三権分立の民主主義を尊厳することが求められている。この民主主義を否定した勝手な解釈は許されないと一般のフィヨン国民は考えている。「共和党」(LR)内でもかなりの極右派だと思われるモラノ議員でさえ、フィヨンが仏大統領選挙で勝利したらその後の5年間は思いやられる民主主義が危なくなると発言している。
2017年3月3日金曜日
ストラスブルグの欧州人権裁判所は 家庭内暴力放任のイタリアを告訴
(パリ=飛田正夫 日本時間;03/03/2017-1:19:26)ストラスブルグの欧州人権裁判所はイタリアを女性と子供の人権を夫の家庭内暴力を見過ごし早急に保護しなかったとし告訴した。男の子は殺害され婦人も殺害されようとしていたとイタリアのスタンパ紙が2日に報道している。
2017年3月2日木曜日
フランスで警察のビデオ尋問が開始 テロや暴力の世界で人権が縮小化
(パリ=飛田正夫 日本時間;02/03/2017-11:12:55)パリ北近郊のオルネー・スー・ボワの町で2月2日に起きたテオ君への警察4人による暴行と強姦事件は近所の人が携帯ビデオで撮影していた証拠物件がテレビでも紹介され警察側の事故視説は脅かされている。この警察を取り締る警察の見解は多くの移民や人権擁護団体の抗議を呼び起こした。そのためか、昨日4月1日からは、警察側の尋問時には携帯ビィデオ撮影が義務づけられることになった。パリやニース地方などいくつかの都市で試験的に実施されることになった。警察による尋問ビィデオ情報は直接に裁判所のデーターに繋がっているらしい。また、誰が閲覧権があるのか、どういう視覚で撮影するのかという問題もあって、ここにも人権に関する多くの問題が孕まれていると思われる。
2017年2月28日火曜日
有名なDJがスイスへ行って安楽死 イタリア議会が問題に
(パリ=飛田正夫 日本時間;28/02/2017-21:44:14)イタリアの有名なDJが20日朝11時40にスイスの病院で介護自殺死(suicidio assistito安楽死)した。遺書には「私の命は何の意味も無い」とあった。ファビアノ・アントニアニ(39歳)氏は2014年の交通事故で全身不随になって失明していた。その為に彼の人生は地獄になったとして安楽死を認めないイタリア国家に対してこれを認めるように要求していたが願いがかなわずにスイスで安楽死した。このことでイタリア議会が瀕死の者への医療介錯の是非を巡って安楽死の論議が湧きおこっているという。
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