2015年12月7日月曜日

「FB 憲法九条の会」も、偽の反戦・平和の「創価学会」と同様、念仏・法然に毒され

戦争というのはひとりでは起こらない。戦争反対をしても戦争は起こるし、世界平和を叫んでも戦争は起こるのです。様々にして反戦・反核、人権擁護や平和運動が街頭でまたステージや講演会やネットなどでなされてきている。しかしそれは人間の意識の表明としてまた意見の表れとして当然のことではあるが、そのやり方が実は戦争を加速させていることを知る人はほとんど無い。誰もが戦争反対をすることが、反戦・平和を叫ぶことが戦争阻止の手段になると思っている。例えば「創価学会・公明党」は反戦・反核・平和の団体だったが、寝返りを打って「自民党」の安倍晋三首相を支持し戦争法案を通してしまったと見える。しかしそれは当然なのであった。どうしてかというと、「創価学会」の運動での哲学・思想・宗教が、或る時から方向展開して、誤ってしまっていたからなのだ。(パリ=飛田正夫 2015/12/07 6:04日本標準時

「創価学会」というのは日蓮大聖人の「立正安国論」の平和思想を基にした団体ではあるが、その読み方を逆さ読みしたために、平和ではなくて戦争を支持することになったのです。一言で言うと、「立正安国論」の中で論じられた法然上人の念仏思想を「創価学会」の池田大作が読み誤って自分の思想にしてしまったからです。それは、戦争が起こったならば家も寺院も焼かれ本尊も無くなってしまう。だから宗教の正邪や高低浅深がどうのこうの、どの宗教が正しくてどの宗教が誤っているかなどと論議などしている時間はない。先ずは一刻も早く、戦争をこの世界からなくす平和運動を展開すべきであると主張したのであった。この池田大作の考え方は、「立正安国論」のおける日蓮大聖人の思想ではなくて、その対論者である「客人」の考えであったのだ。「客人」の立場の考えとは念仏・法然の思想だったのである。


私が驚いたのは、今の日本での戦争反対運動の高まりの中で、このような念仏・法然と同様な思考を基にして運動を展開している団体が目につくということだ。「創価学会」はその元祖のようなものだが、「FB 憲法九条の会」などもこの念仏・法然の思想で行っているということだ。それは、「FB憲法九条の会の規約」なるものを最近に目にして、我ながらこれでは駄目だと思った次第である。これは全く「創価学会」の池田大作の思想であり念仏・法然の思想そのものなのである。


戦争は人間の哲学・思想・宗教の誤りから生まれていることを、つまり人を殺害してはならないとか傷つけることは良くないとかの思想のことなのである。これを説いているのか説いていないのか、どのようにきちんと説得あるまた解決できる法理を含んでいるのかなどの重大の哲学・思想・宗教の価値の相違があるにも関わらず、これらを同一視して右左を同じ、糞も味噌も分けずに、玉石混交させるのに手を貸していることが、逆に団結できないで戦争の原因を根絶ででない原因を深めることになっている一番の危険思想なのです


「当会は、絶対平和主義から専守防衛まで、海外で戦争をせず平和を実現するという意識さえあれば、皆われわれの仲間です。当会には保守派を排除する意思はなく、保守から左翼、リベラルまで、仏教徒からキリスト者までの大同団結によって非戦を目指しています。」とある。

これでは戦争という火に油を注ぎ拍車をかけることになっていて阻止などできないわけだが、悲しいことに本人たちはそのことに暗くして、深く気が付かないでいるのである。

【参考記事】
https://www.facebook.com/groups/kenpo9/647465745395489/?comment_id=648091458666251&notif_t=like