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ゲイノ氏の裁判官に対する言葉の使用は全くの冒涜でスキャンダルだと多くの議員が指摘している。
ゲイノ氏によると、「自分は、軌道を逸し逆機能している状態に至ったフランスの裁判官に対し、私が考えていることを言うために議員に選ばれている」としている。
ベッタンクール裁判では、ゲイノ氏はサルコジをかばって裁判担当のボルドー裁判所ジャンティ(Jean-Michel Gentil)判事を「共和国の恥である」と罵倒したことで、すでに先週10月22日に裁判所冒涜の罪で罰金2000ユーロ(約30万円)の有罪判決を受けていた。ゲイノ氏はこれが面白くなかったみたいだ。
アンリ・ゲイノ氏は、議会では議会の外ではいう事ができないことでも話せるのであって、したがって自分はこのばを使って国の代表の一人として、裁判官の機能に関し話すのだと宣言していた。
これに関し28日朝の国営ラジオ・フランス・アンフォに招待された司法関係者は、アンリ・ゲイノ氏の発言は原稿を周到に準備して述べられたもので言い過ぎではないと、7分ほどゲイノ氏の弁護をした。そうすると逆に、フランスの裁判官が精神分裂者で異常者でなければ、これを熟考して発言した政治家ゲイノの診断が精神分裂者で異常者だということにもなる。大変な問題である。サルコジ前大統領の頭脳であった人だからだ。
【参考記事】
http://www.franceinfo.fr/actu/politique/article/devant-l-assemblee-henri-guaino-s-en-prend-aux-juges-infames-741651
http://www.20minutes.fr/politique/1719199-20151028-video-assemblee-henri-guaino-prend-nouvelle-fois-juges-infames
http://www.franceinter.fr/depeche-henri-guaino-outrage-a-magistrats-0
http://www.bfmtv.com/politique/la-charge-violente-d-henri-guaino-contre-des-juges-pervers-et-psychopathes-925885.html