ロラン・ファビウス仏外務大臣は、27日夜に欧州とアラブ諸国の連合がパリに集まってこれまで通り、シリアのアサド（Bachar el-Assad）大統領の即時国外追放の一線で、今週末にウィーンで開催予定の国際交渉会議にロシアやイランと対抗する構えで臨むことを、記者会見で宣言した。（パリ=飛田正夫2015/10/29 8:15日本標準時 ）
このパリでのファビウス仏外務大臣を囲む会議には、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ヨルダン、カター、トルコ、米、独、イタリア、英国が参加した。24万人ものシリア市民を殺害し数百万人の難民を国外に出した独裁者アサドを支援するためかサルコジが29日にプーチンを訪問する。そのためにサルコジに遠慮する体制メディアのラジオ・テレビは、報道を控えているようだ。
【参考記事】
http://www.franceinfo.fr/actu/monde/article/syrie-la-france-et-ses-allies-veulent-un-calendrier-precis-pour-le-depart-d-assad-741635
http://www.bfmtv.com/international/fabius-paris-et-ses-allies-veulent-negocier-un-calendrier-precis-de-depart-d-assad-925801.html
