仏国営ラジオ・フランス・アンフォの以下の「01:04~02:36」の録音を参照
Mouammar Kadhafi tué par un agent secret français ?
http://www.france24.com/fr/files_fr/imagecache/france24_169_large/article/image/kadhafi_7.jpg
リビアの政治家からの情報では発砲された銃弾がカダフィ大佐の頭にあたって死亡したということだが、リビアのベンガジ反体制の国民評議会(NTC)側に潜入していた仏秘密警察が犯行を行ったのだとしている。
既にカダフィが殺害された2011年10月20日からは1年を経過している。カダフィは鉄筋コンクリートのトンネルの中にガードと共に隠れていたのが発見されて捕まり群集に取り囲まれた中でその場で殺害されている。捕虜の殺害は国際法に違反するものだ。
サルコジ前大統領はリビアのカダフィ大佐とは仲が良かったが 「アラブ諸国の春」以後にフランスの立場が民主化を支援しないでベンアリ前大統領やエジプトの独裁者ムバラク元大統領などとの黒い繋がりが指摘されていてこれらの悪いイメージを払拭するためにカダフィへのリビア空爆を国連などに提案しその先陣をきって実行した。
サルコジ前大統領は「アラブ諸国の春」支援ではリビアへの空爆を主張して仏軍隊を送ってその先導役を努めた。しかしシリアの空爆の推進を主張しなかったのは、カダフィの携帯電話番号の取り引きが仏側との間であったからだと見られている。
2007年に大統領に就任したサルコジ氏はさっそくカダフィ大佐を国賓扱いでパリに招待したが、この時にカダフィのベンツの四駆に搭載することになった100メートル四方の電波を遮断でき居所を突き止められないようにする電子装置を、ノルマンディのレンヌにあるビュル(Bull)系列のアメジェス(Amesys)社製の四駆が贈られていた。
カダフィがフランス製の装置によってサルコジが探せなかったがアサドを拒否権を持つフランスが民主化の進むリビア世界の流れの中でアサドを守る約束でカダフィの携帯番号を手に入れ居場所を突き止めることになったと考えられている。
【参考記事】
Gaddafi was killed by French secret serviceman on orders of Nicolas Sarkozy, sources claim
Read more: http://www.dailymail.co.uk/news/article-2210759/Gaddafi-killed-French-secret-serviceman-orders-Nicolas-Sarkozy-sources-claim.html#ixzz283hWcYbFFollow us: @MailOnline on Twitter | DailyMail on Facebook