1月22日、ジャンルック・メランション左派党議長(Parti de gauche)は夜のフランス国営放送・テレビA2に出演し最近の世論調査で再三確認されているドミニック・ストラスカン(DSK、IMF国際通貨基金総裁、仏元社会党経済相)を左派連合候補者として支持できないと拒否しその理由を述べた。しかしこれはDSKが圧倒的な人気でサルコジ大統領に完勝するという最近の世論調査の統計結果に反している。
メランション氏によると、社会党のDSKを候補に立てて圧倒的勝利を得たとしてもそれは、サルコジ支持など右派の血液が流れ込んで勝利したのであって、それでは左派国民への富の分配が要求できないものになってしまうと指摘している。
メランション氏がDSKを支持しないのはそのためである。
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