2011年9月29日木曜日

スイス上院議会が原発の段階的削減を決議 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  9月28日、福島原発事故の6ヶ月後にスイス上院議会は原発の2034年までに段階的削減を完了させることを決議した。現在スイスにある5基の原発削減は2019年から始まる。日本での原発事故がこの決定の追い風となって5月ごろにはスイス国民の80%ほどが原発の段階的終焉を希望していた。

しかし上院議会の決議案では原発研究の技術的ないかなる禁止をしているものではないという。

スイスが欧州での新しい道を開くことを希望しているというのは、ミカエル・ゴルバチェフ元大統領が創設したNGO組織の国際緑十字のアレクサンドル・リコタル会長だと左派系新聞リベラション紙が伝えた。

エネルギー相のドリス・ルータード氏は原発の段階的終焉の再度の主張を力強く繰り返している。

【参考記事】

http://www.lepoint.fr/monde/la-suisse-recommande-de-ne-pas-remplacer-ses-centrales-nucleaires-25-05-2011-1334936_24.php
La Suisse recommande de ne pas remplacer ses centrales nucléaires
http://www.liberation.fr/depeches/01012362550-la-suisse-va-sortir-progressivement-du-nucleaire
Les parlementaires suisses ont approuvé la sortie progressive du nucléaire