2011年11月22日火曜日

22日のカイロ大集会に不参加を宣言、エジプトのムスリム同胞団系「自由と正義の党」が

エジプトの首都カイロのタハリール広場では21日から22日にかけて2人が死亡した。19日からでは30人ほどが軍部との衝突で死亡している。リビアでもっとも統制の取れている政治集団はムスリム同胞団系の一つ「自由と正義の党」である。同党は22日に予定されている軍部失墜を要求する大集会には参加をしないことを発表した。
ルモンド紙fr.によると、理由は軍部との衝突で残虐な殺害に引き込まれることを回避しようとするためだという。

エジプトの独裁者ムバラク元大統領退陣後の、初の議会選挙は11月29日に予定さえている。そのために軍部支配の終焉と公安国家政府の形成を要求する人民抗議のデモが、1万人ほどの抗議者を集めて首都カイロのタハリール広場で繰り広げられている。

フッセン・タンタウィイ(Hussein Tantaoui)元帥と軍事審議会の指導者たち及び、エジプトの植民地代理店の責任者らの失墜を要求して喚声をあげていまも集会は続いている。