１７日の仏国営ラジオ・フランス・アンフォは財政面を担当するルノー・ヴァン・リュインベック判事は、エドガー・バラデュー元仏首相がパキスタンへの武器販売で賄賂コミッションを１９９５年の大統領選出馬の世論調査の資金の一部に当てていた証拠を握ったと発表した。還流（違法）のコミッションが仲介者によって外国からフランス側へ流れ、１９９５年の仏大統領選挙でバラデュー政府によって米政治学者ポール・マナフォー（Paul Manafort）による１９９４年１０月と１９９５年１月に行われた二つの世論調査費用（５２０００ドル）の一部として使われたと同判事は見ている。バラデュー元仏首相のスポークスマンでパキスタンへの潜水艦売買契約の調印を財務大臣としてサルコジ前大統領が担当していたとされる。
2002年5月８日にパキスタンで起こったカラチ事件では１５人（内フランス人１１人）が殺害された。これはフランスのカラチやサウジアラビアへの武器販売契約に結びついた（合法）のコミッションの支払いがジャック・シラク前大統領によって停止されて、支払いが止まったことに対する報復テロ行為だと見られている。
フランス・アンフォによるとバラデュー氏はフランスの武器販売でのコミッションの一部を１９９５年の大統領選出馬の人気調査に当てていた。
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