2014年12月7日日曜日

プーチンはオランドの急な訪問を歓迎 ロシアの「壁」氷解に貢献

6日午後の初めにフランソワ・オランド仏大統領はカザフスタン訪問の帰路に急きょ、モスクワ飛行場でロシアのプーチン大統領とウクライナ危機で会談することになった。プーチンはこの問題はとても難しいものだが、あなたの訪問は短いが、大変よい仕事をしたと賞賛して、我々の会談でよい方向に向かうと思うと話している。リベラション紙などが報道した。
この事件では8ヶ月で4300人が死んでいて欧米は早急なる終息をロシア側に要求したが、プーチンは途中で会合の席を退場していてこの問題で東西両陣営に大きな亀裂が起きていた。オランドは会談では両陣営の間には更なる壁が分断の危機にあると述べこれを乗り越えなければならないと話した。欧州を20年以上も分断したベルリンの壁が落ちて25年を経たが、いまや我々は問題解決の糸口をここで探さなければならない。

ロシアとフランスとの間には経済面でミストラル艦船(ヘリ空母)のロシア搬入契約があるが、フランスの立場はロシアがウクライナ危機を終息させない限りは搬入はしないと11月25日にオランドも再度話している。ジャン・イブ・ドリアン防衛相も同じことを話している。