フランスの西南部地方のペリゴール地方はすでに古くは30万年前からクロマニヨン人が住むドルドーニュ県にあり、最近はイギリス系家族の移民が非常に多い地方だ。その地方に戦争で土地や家屋を失って移民・難民となってエジプトに避難していたシリア人の内、5家族25人を、5月15日頃を皮切りにしてにシリア難民200家族を移住者として受け入れ始めたと6月20のラジオ・フランス・アンフォの報道で知らされた。その準備がペリゴール北部地方ジュミアック・ル・グランの村で、秘密裏に2月頃から開始されていた。この地方では過疎化が最大の悩みで生徒不足でクラス閉鎖が問題になっていたし医師も不足していたために、英語の先生や医者や児童などの移住はこの地方にとっても非常に魅力的な意味をもっている。(パリ=飛田正夫 2015/06/21 13:02日本標準時)
すでに受け入れの住宅や衣服など準備が整っているという。移住してくるのはエジプトのカイロやアレクサンドリア、ポルト・サイドに避難しているシリア人家族である。