2015年8月26日水曜日

仏の地方紙でジタンを人種差別 人権擁護団体が支援し告訴

ジダン協会はフランスのペルピィニィヨン警察へ8月14日の地方紙「Le Petit Journal catalan」に掲載された「Dix ans après les émeutes」の記事を人種差別だとして訴えた。記事では2005年のマグレブ人とジタンとの間に勃発した暴力事件を取上げている。同紙の3頁を割いて写真はペルピィニィヨンの歴史街に近いジタンの多く住むサンジャック地区の写真が掲載されている。ラジオ・フランス・アンフォが報道。


同紙でのジタンに対する評価である「ジタンは何の役にも立たない」「働くのが嫌いだ」し「同化しようとしない」と書いている。さらに、これが問題なのだが、「忘れてならないのは、我々はフランス人なので同化する必要はない」「ここは我々はの国だからだ」と書いているからだ。このことでジタン協会は、これは絶対に許せないことだとして、訴えを起こした。

人種差別の怨念と悪口があるとしてフランスの人権擁護団体がこの協会の告訴を支持するという。