（パリ＝飛田正夫2016/03/05 0:16日本標準時）2月4日、フランスのフェッセンハイム（Fessenheim）原発基地はドイツやスイスに接近して立地していて、フランス最古（1978年）の建設でドゴール将軍によって構想されたものだ。フェッセンハイム原発基地は現在使用するには古すぎる。できるだけ早く封鎖をすべきだと、ドイツ政府の定例インタビューで環境省のスポークスマンのバルバラ・ヘンデリクさんが発表したもの。2004年に起こったフェッセンハイム原発基地事故が報道よりももっと深刻な問題があったとされドイツで話題になっているという。
オランド大統領の大統領選挙公約で任期中の2017前には解体することを宣言していた。2017年の大統領選挙の焦点となるために、オランド大統領は解体を任期内に実現するとの観測が強いとしている。フッセンハイムの地下にはヨーロッパ最大の地下水層があってまたライン川の氾濫の危険を受けている。火山地帯にもあることから一刻も早くフッセンハイム原発基地の解体はすべきだというのが欧州エコロジス（EELV）の考えである。
先ほど5日夜のテレビニュースを見ていたらフランス国営放送A2では、セゴレーヌ仏環境相が一週間前に原発基地の運転延長を発表した後で、このドイツ側の封鎖要求がだされたとロラン・ドラウース氏が話している。それならば、サルコジがフェッセンハイム原発基地事故で何と言っていたかオランドの意見と対比した面白い論議がありこれこそ話すべきではないのかと思ったりする。大事なことは隠すのが問題だ。特に、これに関しては、次を参照くださればと思います。➡
サルコジ前大統領の嘘の後 事故続くフッセンハイム原発基地をオランド仏大統領が封鎖 http://franettese.blogspot.fr/2012/09/blog-post_15.html
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【参考記事】
http://www.lemonde.fr/planete/article/2016/03/04/un-incident-dans-la-centrale-de-fessenheim-a-ete-plus-grave-qu-annonce-selon-des-medias-allemands_4876722_3244.html
http://france3-regions.francetvinfo.fr/alsace/incident-la-centrale-de-fessenheim-en-2014-la-presse-allemande-s-inquiete-943547.html
http://www.lemonde.fr/planete/article/2016/03/04/un-incident-dans-la-centrale-de-fessenheim-a-ete-plus-grave-qu-annonce-selon-des-medias-allemands_4876722_3244.html
http://www.20minutes.fr/societe/1799863-20160304-fessenheim-berlin-exige-fermeture-centrale-nucleaire-plus-vite-possible
