アブ・バカ アル-バガダディは2014年7月にイラク北部の大都市モスール(Mossoul)にあるアル・ヌーリィ(al-Nouri)寺院でIS首領として初めて姿を現していた。アブ・バカ アル-バガダディの消息は2016年11月にモスール(Mossoul)防衛作戦が打ち上げられた少し前に、日時不明な録画ビデオの中で姿が写っていたが。その後の首領の生存を示すものは何も提供されていなかった。その最後のビデオでは、イスラム主義者に向かって殉死するまで戦うことを訴えていた。IS首領が死んでもイスラム原理主義者が戦い続けていられたのは、その死が隠されていて、彼等イスラム兵士にも知らされていなかったのではないかと考えられる。まさにこれは、死せる公明、生ける仲達を走らせるの類いの話であった。日本の宗教組織等にもこれと似た話はあり得そうな気もしたのである。
【参考記事】
http://www.20minutes.fr/monde/daesh/2102771-20170711-osdh-affirme-chef-daesh-abou-bakr-al-baghdadi-mort#xtor=AD-198-[2102771_07_11]