(パリ=飛田正夫)10月1日のスペインのカタロニア地方独立選挙では政府の警察が10000人程送られて1000カ所の投票所に激しい暴力で介入し投票を妨害した。市民側の負傷者は38人で腕を負った女性もいると報告されている。警察側も11人が負傷。政府は法律に従ったこの選挙の無効と阻止を計ったので警察はプロフェッショナルでその暴力に関してはしらないと言っている。表現や投票の自由が国家の暴力で弾圧されるという危機感があって、スペインのデモクラシーがここに懸かってきている。フランス「テレビ24」の政治専門家によると政府マリアーノ・ラホイ国民党(PP)のなかにはフランコ総統の影響を受けその流れを汲むネオ・フランコ派がいるのだという。(日本時間;02/10/2017-03:16)(パリ時間;01/10/2017-20:16)