(パリ=飛田正夫)1日午後に、南仏マルセイユのサンシャルル駅で17歳と20歳の二人の女性が30歳の男性にナイフで刺され直ぐに死亡する事件があった。目撃者の証言では犯人は「アラーの神は偉大だ」と叫んでいたという。直ぐに内務大臣が駆けつけた。内相は夕刻のテレビニュースで発言し、防犯カメラに声は録音されてないが映像があるとして語り、犯行のあと立ち去ったがまた戻って来て二人目を殺傷したもので、不可解なものだといっている。ほどなくイスラム国家テロリスト組織(IS)からの犯行声明があったとメディアは伝えている。テロ捜査担当検事が調べに入っている。最近、英国のロンドンでもテロがあったが、人の多く集まる駅が狙われていて、テロの犯行者は個人化している。テロリストに洗脳された細胞次元でのテロの犯行をどのように今後取り締まれるのかが問題視されている。インタビューでは、マルセイユの市民はマクロン仏大統領がテロリストから保護すると約束しているのに期待しているのだという。【日本時間02/10/2017;07:30】
【パリ時間02/10/2017;00:30】