2011年3月14日月曜日

ルノー自動車スパイ疑惑 ゴーン会長周辺でセキュリティー関係者の詐欺容疑が浮上 

ルノー自動車スパイ疑惑は、カルロス・ゴーン会長周辺のセキュリティーの責任者の詐欺容疑が浮上してきて、スパイ情報源とルノー自動車との仲介役をしたルノーのセキュリティー責任者が疑問視されている。3月11日にその2人がシャルル・ドゴール飛行場で国外逃亡寸前に拘置されたが、今度は13日、第3番目のカルロス・ゴーン会長側近のセキュリティー会社社長が詐欺容疑で取り調べを受けることになった。

2ヶ月に渡ってルノー自動車を震撼させているスパイ事件は、カルロス・ゴーン会長が3人の幹部をスパイ容疑で訴えて解雇した事件。

「調査源」の調査者とルノー自動車の仲介を取り持ったとされる2人のセキュリティーの責任者とは、元憲兵のマルク・ティグザドー氏と反テロリストや反スパイの活動をする国家安全防衛局(DPSD)に2009年まで務めたドミニック・ジェヴレー(Dominique Gevrey)氏だ。

フランスの政治風刺と暴露の専門新聞カナール・アンシュネ(3月9日)によると、セキュリティー会社の社長とはレミ・パグニ(Rémi Pagmie)氏で、ゴーン会長とは2000年初めに東京で知り合いそれ以来の友人だという


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