このことで北欧の大統領は自分のセカンドハウスの一部に難民を住居として提供しているが、あなたもそれをするのかとのジャーナリストの質問には、オランド大統領はそれは良い考えであると答え、国の指導者がイニシアチィブを取ってゆくのは憲法に明文化されていることなので大賛成だと話した。
すでにドイツのメルケル首相との間に同意ができていてヨーロッパ全体が難民を受け入れるべきで、今後二年間に12万人の受け入れが予定されているが、フランスは24000人の受け入れを考えていることを明かした。後から後から止めども無く欧州へと流れてくる難民に関してはどうするのか?との質問には、欧州共同体というのは一つの枠でもありこれをどう守ってゆくかが大事だとも答えている。
オランド大統領の記者会見後に行われた、各党の重要人物へのインタヴューでは、FN副議長フロリアン・フィリッポ氏は、モロッコはシリア人を受け入れないなどと可笑しな例を出しながら、たとえフランスの難民受け入れの数が多くは無くとも、ドイツが受け入れそれがフランスに移ってくると発言。
フィリッポ氏は難民受け入れがたとえ人道の観点から憲法に歌われていても反対すると、憲法違反を認めたのが暴露されてしまっている。この辺の国の憲法を無視す仏最極右フロンナショナル(FN)国民戦線というのは党創立者がナチ支持者である事も関係しているのか、憲法否定するところなども、日本の安倍晋三首相と似ているようだ。
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