3月13日、フランスの首都パリのエッフェル塔前のトロカデロ広場にはヨーロッパエコロジー・緑の党(EELV )のエバ・ジョリ欧州議員やデニス・ボーパン氏などのメンバーが集会した。「原子力時代から抜け出そう」と横断まくを掲げて、地震で被害をこうむった日本の福島原発基地に世界中が目を釘付けにされている。これで「原子力が安全でないことが証明された」。「福島はパリなので」あって危険な原子力発電をやめるべきだと訴えた。
エバ・ジョリ欧州議員は「専門家がいう、原子力は統御できるという意見は、今日、誰も信じられなくなった」と発言している。またパリのEELV副書記長のボーパン議員は「もう遅すぎた。今日、フランスにある34個の原子炉は管理基準を満たしてなくて、信頼できるものではない。つまり安全機能が十分に働かないということだ」と述べた。
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