23日夜から24日にかけての北大西洋条約軍事機構(NATO)軍のリビアのカダフィ大佐への空爆では少なくとも市民が3人が死亡し150人が負傷したとリビア政府側が発表した。NATO側ではトリポリの軍用車倉庫を襲撃したと認めている。
人民軍兵舎は空で多くの犠牲者はその近隣に住む住民であったとNATOのスポークスマンはいっている。
フランス通信(AFP)のジャーナリストが目撃したというのはザイヤ大通りの病院に運ばれた3人の担架上の死体で、3人とも頭部を爆弾の断片が当たっていた。病院にいた人の証言では人民軍兵舎の近くに住む兄弟であった。
人民軍兵舎への攻撃は今までのカダフィへの空爆ではかってない激しいもので戦闘機がカダフィの住宅の上を低空飛行して15発ほどの強力な爆音が聞こえたと報告されているとフランス通信(AFP)のジャーナリストはいっている。
トリポリ駐在の諸外国のメディアも24日の襲撃は最大のものだったといっている。
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