ストロスカーン氏はニューヨークのホテルを出たのが５月１４日の１２時２８分であった。ニューヨークのコロンビア大学近くに住む学生の娘さんと食事をするため約束の場所へむかってタクシーをと飛ばしていた。ストロスカーン氏は電話を忘れたためにホテルに連絡し娘さんと食事をすることやパリ行きの飛行機便まで教えていたのであった。このことでストロスカーン氏は飛行機が出る１０分前に逮捕されることになったのであった。これまではストロスカーン氏の電話がホテルの部屋に残されていたのはストロスカーン氏は急いで逃げて忘れたからだとするメディア報道が否定されることになる。
ストロスカーン氏の妻のアンヌ・サン・クレールさんへ「重大なことになったと」電話をしたというが、これは逮捕された後になされたものであることがわかった。
これまでディアロさんの兄だといわれていた人物は実はディアロさんの兄ではなかった。男友達であったことがわかった。彼女はストロスカーン氏だと知らなかったと証言して、この兄がテレビをみて国際通貨基金（ＩＭＦ）の専務理事のストロスカーン氏だと彼女に教えたのだとメディアでは兄扱いしていた。しかしこの兄だといわれてメディアを騒がせてきたのは嘘でディアロさんの友達だということが現在わかった。
ディアロさんに関してはこれまでまじめで良い人だとの近所の評判が伝えられていたがディアロさんは数ヶ月前に移ってきたばかりで近所の人は何も彼女のことは知らなかったと伝えられている。
ストロスカーン氏の犯行があったとされる時間帯は正確にはわからないが、ホテルをチックアウトした時間は１２時００頃ということで、１２時２８分にホテルを出て１２時３０分にはストロスカーン氏はタクシーで娘さんとの昼職の約束で急いでいたことになっている。
ディアロさんはパスを使用しなかったのでホテルの自動電子記憶装置に部屋を開けたことが記録されてなかった。そのために部屋に清掃に来た正確な時間がわかってない。
ホテルが警察に連絡をしたのは１３時３２分となっていて、いったいこの１時間の間の間隙はどういうことなのか？という疑問がある。
女性はショックでホテル側への連絡が遅れたのだろうか？それともホテルは手心を加えたとでもいうのだろうか？と疑問がのこった。
