月1日にニューヨーク裁判所からストロスカーン氏は口頭で釈放が宣言され無罪の可能性が強くなっている。が、性的な暴行容疑が消え去ったわけではない。この時点で「パリジィアン・今日のフランス 」はハリス・インターラクティブ(Harris Interactive)調査会社を使って、ストロスカーン国際通貨基金(IMF)前専務理事の今後の仏政治舞台への復帰をフランス国民がどう考えるか調査した。(JST 11/07/03/12:55)
質問は、ストロスカーン氏の、無罪及び有罪を憶測せずに、あなたはストロスカーン氏がいつかフランス政治の舞台に復帰することを望むか?というものであった。
45%は望んでいないと答えたが、49%のフランス人は望んでいると答えている。
社会党(PS)支持者の65%がストロスカーン氏の政治復帰を望んでいるという。
社会党支持者の55%の人々が2012年度の大統領選挙の候補者登録締め切り日をストロスカーン氏が参加できるように日取りを考えるべきだと希望している。
同じく、フランス人全体では49%が賛成で、49%が反対だとしている。
オランド仏社会党前書記長やロワイヤル前大統領候補などもストロスカーン氏が選挙候補に参加することに賛成している。
「リュ89」のピエール・アスキ会長などはストロスカーン氏の受けた痛手は無罪放免の判決が出たとしてもそう簡単には人気は戻らないと考えていて、大統領選挙は難しいと見ている。しかしストロスカーン氏が社会党(PS)に加わることで、その世界経済の専門家としての重みが党の躍進に大きく影響を与えることを指摘している。
(※)これまでの経過 → メイドの嘘でストロスカーンの逆転 ソフィテルホテルの背後に仏の「政治・テロ」の影が?
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(参考記事)