2011年10月8日土曜日

アサド体制代表が初めて説明、ジュネーブの国連人権審議会、中露はシリアを支持

7日、ジュネーブの国連人権審議会は初のシリア代表を迎えて各国代表からはアサド体制の人権無視の警察暴力や拷問が指摘された。シリア代表のファィサル・メクダド外相はこれらを否定した。市民への戦車介入に関してはデモ抗議者から防御するのに警察は無防備であったからだと説明した。またシリア政府は国連に殺された1100人の名簿を提出する用意があり、その中にはテロリストに殺害された警察の数も含まれている発言している。国連はシリアでの抗議デモでの死亡数は、3月15日以来2900人を数えているといっている。


ロシア代表は、シリア市民の自由を拘束しているとしながらも、市民が武器使用に頼ることをロシアは問題にしてシリア政府を支持した。

中国が問題にしたのは、シリアへの諸外国による内政干渉を拒否する基本原理からだ。いづれにしても中国はシリアでの事件の展開を重大視していることには変わりはない。中国はシリアに対してどんな政党も排除してはならないと要求して、早急の政治改革がなされるべきだとしている。