2018年3月2日金曜日

ブルキナファソの首都で仏大使館と仏軍司令本部が襲撃される

(パリ=飛田正夫)2日朝、ブルキナファソの首都ワガドゥグ(Ouagadougou)の町の中心部にある仏大使館とその近くにあるフランス軍司令本部などが襲撃された。目撃者の証言では5人の男性が車から降りて発砲しながら警戒の厳しい中を建物内部に侵入したという。FRANCE24.comが専門家を読んで報道している。街路での撃ち合いと爆発物が使用されたらしい。現場のジャーナリストの写真報道などで煙が上がっているのがわかる。フランス大使館では在仏人に対し安全な所に居るように呼びかけている。ブルキナファソの警察や学校など国の代表機関がイスラム聖戦主義者の標的になっていた。


この地区には他の大使館もあり、フランスが何故狙われたかに関し難しい論議がなされている。ブルキナファソのワガドゥグでは、2016年の1月にはヨーロッパ人の利用するホテルとその前にあるカフェテリア・カプチーノが襲撃されて29人が死亡している。犯行声明はイスラム主義のマグレブ諸国のアルカイダがだした。フランス人が狙われているのは、専門家ピエール・セルヴァンによると、フランス共和国の政教分離(ライシテ)をイスラム主義者が嫌っているからだという。旅行者や観光客が来るところが狙われるのだと当時語っていた。(フランス時間;‎02/‎03/‎2018‎14:18) 

【参考記事】
https://www.20minutes.fr/monde/2230599-20180302-video-burkina-faso-plusieurs-attaques-ouagadougou-visant-ambassade-france-institut-francais
https://www.20minutes.fr/monde/2230599-20180302-video-burkina-faso-plusieurs-attaques-ouagadougou-visant-ambassade-france-institut-francais