16日にブルノ・メール農業大臣は遺伝子組み換え(OGM)のトウモロコシであるモン・サント(MON810)の栽培を周囲の環境保護のために一時的に停止すると発表した。環境保護団体のグリーンピースでは仏政府の決定は「遅すぎた」もので2011年11月からこれまでの間でのOGMトウモロコシの種まきは否定されてないと記者会見で批判した。また、欧州裁判所は2008年2月に停止猶予禁止を決定したのに対して、フランス政府は今になってそれに対処したその遅れを批判して市民に注意を喚起している。仏政府は大統領選挙でのサルコジへの批判をできるだけ軽減化しようとしているのかもしれない。
農業運動家で欧州エコロジー・緑の党(EE-LV)欧州議員でもあるジョゼ・ボベ氏は17日、政府のこの取り組みを評価した。4年間続けてフランスにOGMの作物が無くなることを自分は喜んでいる。OGM無しは消費者と生産者の権利であるとしている。西部新聞(OUEST FRANCE .fr)などが伝えた。
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