仏視聴覚最高評議会(CSA)の議長をミッシェル・ボワイヨン氏に代わりオアリヴィエ・シュラメック氏(61歳)をオランド大統領が任命した。日曜新聞(JDD).frによると23日にオランド仏大統領は公共テレビの局長を(サルコジ前大統領のように)直接に任命をしない意向で、その独立性を認める発言をした。が、その翌日にシュラメック氏の任命があったといっている。オランド氏はメディアの影響力が大きいことを承知している。これをサルコジ氏のやり方ではなくて、CSA次元から見ていこうとしているのかもしれない。
同氏はりジョスパン教育相の官房室長を務めた人でミッテラン大統領時代にフランスの法務大臣を務めたロベール・バダンテール氏が指揮した憲法審議の書記総長を歴任。シラク大統領時代のスペインの仏大使。バラデュー委員会メンバーにサルコジ前大統領から承認されている。父親は弁護士。
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