2013年10月21日月曜日

金髪の白人少女  ギリシャのロマ人キャンプで発見



 18日、ギリシャの警察が中央部テサリー地方のファルサラ(Farasala)でロマ人キャンプから眼の碧い4歳ほどの白人の少女を定期的に行なわれているロマ人キャンプの排斥の最中に発見したと発表。生後まもなく誘拐されたのではないかと見られている。ギリシャ政府は少女の顔写真を発表して未成年誘拐での司法調査を開始し身元の確認を急いでいる。少女の両親(母親40歳、父親39歳)と見られるロマ人とは全く異なっていると警察ではいっていて遺伝子検査の結果を待っている。少女は生後直ぐに病院から誘拐されたか、独身の母親に捨てられたかしたのではないかと考えられるが、未成年の人身売買などの可能性を指摘するものもある。

 警察側では、「今のところ誰も誘拐の届出を宣言しているものはなく」「今後はヨーロッパの別の国の援助を求め捜査をすすめる」といっているが、少女は2009年に実の家族から誘拐されていて、ロマ人家族がその子供の出生証明書を得るために、アテネ市に自分の名前を提出したのではないかと見ている。

 少女はギリシャ語を理解しロマ人の言葉を話す。少女は19日に病院で検査を受けてその後で子供私設に預けられるという。

【参考記事】

Qui est «l'ange blond» trouvé dans un camp rom?

Mis à jour le 19.10.2013

Fille non identifiée trouvée dans un camp de Roms