2013年12月6日金曜日

国連安保理の承認直後に オランド仏大統領が中央アフリカ軍事介入宣言

5日夜、オランド仏大統領はエリゼ大統領官邸での18時からの防衛閣議を終えた直後に中央アフリカへの軍事介入を発表した。国連はフランスの軍事介入を既に承認している。中央アフリカのサンガリへの軍事介入の行動が急遽必要だとの見解を大統領は示した。フランスは人命救助以外の選択はないのであって、人命救助の人権活動が始動されることを待っていると発言した。仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)が報道。

中央アフリカでは約600人を超える仏軍隊が活動を展開しているが、その実働人員数を数日間で2倍にするとオランダ大統領は発表した。

国連安保理の決議前にイスラム寺院の前には80人ほどの死体が数えられたとジャーナリストが報道。

現地の人権監視組織によると政府に反対するアンチ・バラカの武装組織が有利に働こうとして襲撃したものだとされる。クーデタなのかどうかは今のところ疑問視されている。

大統領官邸での防衛閣議にはジャン・イブ・ディラン防衛相やロラン・ファビウス仏外相、マニュエル・バルツ内相などが出席した。これに先立ち5日午前中に、国連安保理の15のメンバー国は全員一致で中央アフリカでの軍事力行使を12ヶ月の期限で許す国連批准案2127を承認している。