フランソワ・オランド仏大統領は米国訪問2日目の晩餐会の席上、1944年6月6日の連合国ノルマンディ上陸作戦70周年記念式典への参加をオバマ米大統領に要請した。オバマ大統領は是非とも参加したいと述べ招待を了解した。11日にはオバマ大統領はオランド仏大統領はシリアやイラン、マリなどで勇敢な行動を見せたとその実証を讃えた。あなたのリーダーシップに感謝するとホワイトハウスでの記者会見で話した。米国がオランド大統領とパートナーでありたいと述べた。
オバマ米大統領はホワイトハウスでの記者会見で、米国家安全保障局(NSA)による外国要人傍聴スキャンダルがあったが、パリとワシントンとの信頼関係を取り戻したいと述べた。米国家安全保障局(NSA)がドイツやフランスの首相をスパイした行為はNSAで働くスノーデン氏によって2013年に暴露されている。オバマは重ねて、たとえテクノロジーが発達しても私的な盗聴は許されないと確認して話した。
フランスは米国の最も古い連合国である。この20年間でオランド大統領は初の米国訪問の大統領となったと話した。
オランド大統領はアルリントン墓地に眠る無名戦士に対しフランスの最高栄誉褒章であるレジョンドオヌール勲章を贈りたいと話し、フランスはフランスを解放した米国の無名戦士を決して忘れないと話した。