2014年2月15日土曜日

ゲアン前エリゼ大統領官邸総書記官の重要経済文書が紛失

15日オランド大統領の総書記ピエール・ルネ氏が2013522日にロジェ・ロワール判事に当てた3ページに渡る書簡にはクロード・ゲアン前内相・エリゼ大統領官邸総書記官に関する資料が消えていて国の資料館にも探すことができない。大統領の施設にもその所在の足跡さえ見つからなかったとある。ゲアン氏は4年間に渡りサルコジ前大統領の最側近としてエリゼ官邸総書記官をしている。その資料が全く見当たらないというのである。
この資料は裁判所が必要としていたものだ。ルモンド紙は第5共和制下のサルコジ時代で最も市民が知りたがっている内容のものなのかもしれないといっている。ゲアン氏は貯蓄銀行とバンク・ポピュレールとの合弁にサルコジ側近として経済問題を担当した人物で、この合弁工作でフランソワ・ペロン氏の任命に介入した疑いが持たれている。