ベルギーで未成年者と大人の性交渉を受け入れさせるマーティン運動が活動禁止

ベルギー最高裁は子供の性的な保護が重要だとして、大人との自由な性交渉を表現の自由と見なす考えをやめることに決めた。これによりマーティン（Martijn）運動と称される1982年に設立された大人と未成年者との性交渉を受け入れさせる社会運動組織の活動は禁止されることになった。

マーティン運動は未成年者と大人との内密な関係によって暴力や服従を無くすという性革命の理論から影響を受けているという。しかしベルギー最高裁ではそうは考えていない。それどころかマーティン運動はそれらの関係が理想化されてしまい、その危険性が不明確になってしまっているという帰結を生んでいると指摘されている。