スペインのカタロニア(カタルーニャ)地方の伝統的な祭りディアダ(Diada)を契機にカタルーニャ独立派が9月11日にバルセロナで大集会を開催した。スコットランドには彼らの将来を決める権利があるのに、我々カタルーニャにもそれがあっていいではないか?と独立の民主主義 的平和モデルをスコットランドの国民投票にみているようだ。ピレネー山脈の地中海側スペインにあるカタルーニャ地方は独自の言語を有しこれをスペイン政府は認めようとしない。
集会の規模はスペイン政府では52万人と過小評価して見ているが、カタルーニャ市警察は180万人としている。11月9日がカタラン政府によって決められた国民の独立の意思を問う投票日であるからだが、この大集会はスコットランドが英国からの独立を問う国民投票が行われる丁度一週間前に当たっている。
子供ずれの家族も多く高齢者や教師、労働者や公務員と多彩な階層の人々が勝利のVサインの形をとって街路を行進した。「今、時が来た」というスローガンが掲げられた。
この投票には法的根拠はないが一つの政治的な指標となるためにスペイン政府はこれを拒絶している。
【参考記事】
http://www.lemonde.fr/europe/article/2014/09/11/le-modele-ecossais-inspire-la-catalogne-autant-qu-il-embarrasse-madrid_4485151_3214.html
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http://www.lemonde.fr/europe/article/2014/09/11/le-modele-ecossais-inspire-la-catalogne-autant-qu-il-embarrasse-madrid_4485151_3214.html
Catalogne autant qu’il embarrasse Madrid
LE MONDE | • Mis à jour le |Sandrine Morel (Madrid, correspondance)