2015年3月19日木曜日

日本人犠牲者も証言 バルド美術館テロ 仏メディアが各国旅行者にインタヴュー

フランスの新聞20minutes(Publié le 19.03.2015 à 06:00)などによると、チュニジアの首都チュニスにあるバルド美術館で18日に起こったイスラム主義者による日本人5人(日本政府は3人)を初めとする外国人旅行客17人殺害で、テロに立ち会ったジャーナリストや現地ガイドや旅行客の証言を掲載した。その中に日本人負傷者の証言もあり報道されている。母親とバルド美術館を訪問していた日本人旅行者のNoriko Yukiさんは、「私は手で頭を抱えてしゃがみこんでいたが、耳と手と首に傷をうけた」とNHKテレビに話している。撃ちあいは15分ほど続いたという。美術館内に避難したフランス人旅行者のジェラルディンさんはアイ・テレ(I TELE)で証言し、「私たちは少しパニック状態で本当に怖かった。私たちは銃声を沢山聞いた」といっている。別の旅行者ファビアンさんは、テレビ局(BFMTV)に「私たちは我々を殺しにくるのではないかと恐怖でひどくめいりました」と話している

昼ごろに、二人の自動小銃を持つテロリストにトゥーリストの観光バスが狙われた、フランス通信(AFP)のジャーナリストによると、「狙われたトゥーリストの多くはバルド美術館の中に逃げ込もうとしたところを、テロリストに迎い撃たれた」。

現地ガイドのワリッド(Walid)氏は、「私の見たのは必ずしもトゥーリストを狙ったのではなく、動くものは全て狙ったのだと(・・・)死を直前にして逃げ場を探し戸惑っていたのだ」と旅行者を弁護したようだ。ワイド氏はさらに「バスの中にいるのは危険であったし、もしここにじっとしていればどうなるかもわからなっかた」、「わたしは旅行客を避難させようとしただけだ」とRTLラジオに話している。

フランス人旅行者のマリリーンさんによると、「テロリストはあらゆる方向にめちゃくちゃに撃った」とテレビ局(BFMTV)に語っている。

「私は撃たれるのを避けるために、血を体に着けて3時間ほど地面にひれ伏していた」とスペイン旅行者のジョセップ・ルイズ・クジオ氏は語った。

テロがチュニジア特殊兵によって最終的に鎮圧されたのは事件後4時間を経た15時ごろになってからである。                               
チュニジアのアビィブ・エシド(Habib Essid)内相は最終的な死亡者が17人であることをチュニジア国営放送で発表した。

4人のイタリア人。内3人はイタリア政府が確認
2人のコロンビア人
5人の日本人。内3人を日本政府が確認。
1人のポーランド人
1人のオーストラリア人
1人のスペイン人。スペイン政府は3人だといっている。この時点でフランス人1人が死亡しているが、新聞20minutesはこれに言及してない。この他に、国籍不明者が2人殺害されている。全部で17名という死亡者数だ

http://www.20minutes.fr/monde/1566199-20150319-attentat-tunis-victimes-musee-bardo


http://www.20minutes.fr/monde/1566207-20150319-attaque-terroriste-tunis-recit-evenements