2015年7月30日木曜日

ユネスコの世界文化遺産の日本候補は 中国・韓国・日本への仏教伝来の神=「宗像・沖ノ島」で

中国と韓国と日本の文化的歴史的交流の島として、文化審議会が決めたわけではないのですが、これが3国の共同推薦でのユネスコの世界文化遺産となればすばらしい。ユネスコというのはなにも一つの国の文化遺産を保護するのではないはずだし、そのほうが仏教伝来と日本国の神を祭る信仰との正当な理解があるのではないだろうか。「宗像・沖ノ島」の八幡というのは、仏教のパラダイムに収まる仏の機能神としての八幡大菩薩と位置付けた時に初めて正しく働くことができるので、これを日本の神様=八幡とだけやってしまうと大変な誤った逆立ちした奉り方をすることになる。(パリ=飛田正夫 2015/07/30 10:28日本標準時

つまり日本だけでこの島をユネスコに担ぎ出すと本来の八幡ではなくなってしまい仏に弓を引くことになるわけだ。2017年の世界文化遺産の登録とのことだが、これは一歩誤ると危険なことになるだろう。日本は仏教伝来の八幡の島を正しく祭ることが必要だと思う。それはユネスコが、仏教の家来である神=八幡として崇めることを認識する事が一番先決問題なのだと思う。

そういう意識が必要なのであって、ユネスコの権威を使って日本と韓国の境界柱を造作し荘厳してみてもそれは逆効果でしかないということだ。なぜならばその場合は仏を忘れた単なる、「神宿る宗像・沖の島」でしかないからだ。


【参考記事】
世界文化遺産の国内候補に「宗像・沖ノ島」 文化審議会
http://www.asahi.com/articles/ASH7X3WBGH7XUCVL00L.html
世界遺産候補:「神宿る島」喜びにわく地元 宗像・沖ノ島
毎日新聞 2015年07月28日 22時58分(最終更新 07月29日 00時35分
http://mainichi.jp/select/news/20150729k0000m040159000c.html