2016年2月11日木曜日

フランス国会は「国家緊急事態延長」と「国籍剥奪法」修正案を決議

(パリ=飛田正夫2016/02/11 2:35日本標準時)10日午後に仏国会は賛成317対反対199、棄権51で、国家憲法基本条項記載の修正案が決議された。テロ重罪犯の「国籍剥奪法」と現在施行中の「国家緊急事態」の3カ月引き延ばしが決まった。この修正案が憲法として執行されるには、今後は上院で全く同じ条文を元に審議し可決され、その後に国民議会を招集しその5分3以上の合意を必要としている。